教育と一言でいっても、子育てでの教育もあるし、職場での後輩や部下の教育などもありますよね。
中年 SE は、子育ての経験もありますし、職場での後輩や部下の教育に携わることも多いです。
そんな中、昔、会社の先輩に言われたこと。
『「怒る」と「叱る」の違いを意識してから教育をした方が良いよ』と教えられました。
今回は、そんなお話です。
「怒る」と「叱る」の違いは?
ネットの辞典で調べてみると、下記の意味として出てきました。
<怒る(おこる)>
- 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。
- よくない言動を強くとがめる。しかる。
<叱る(しかる)>
- 目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。
実際に使い分けるには?
中年 SE は、会社の先輩に『「怒る」は感情のままに言うことで、「叱る」は相手を成長させる為、相手の事を考えて言うことなんだよ』と教わりました。
その頃、中年 SE の子供は、1,2 歳くらいだったと思います。
会社の疲れで家に帰ってもイライラしていて、子供もまだ小さくて子育てが大変で…。
会社の先輩にグチを言ったときに教わりました。
その時、中年 SE はあきらかに「怒る」で子供に接していたと思います。
それからは「叱る」で話せるように注意をするようにしました。
注意してもどうしても「怒る」になってしまう場合は…
これも同じ会社の先輩に言われたことですが、『ガーっと言いそうな時は一回深呼吸して「間」を作ってから話したほうが良いよ』と。
実践したところ、ちょっとの「間」ですが冷静になって話せるようになり、「怒る」ではなく「叱る」で話せるようになりました。
このことは、子育てをするにおいて大変勉強になりました。
職場での後輩や部下の教育でも同じ事が言えると思っていますし、中年 SE は職場で今でも心がけています。
もう、かれこれ 20 年近く昔のことですが、今でも会社の先輩の言葉は実践するようにしています。
子供も今年で成人となり、昔ほど子育て中心という生活ではありませんが、職場での後輩や部下の教育をするには、会社の先輩の言葉には本当に教えられ、感謝しています。
皆さんも「怒る」と「叱る」を意識してみてはいかがでしょうか。
特に、子育てで子供が小さい親御さんには意識してもらえると嬉しいです。